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【2026年版】かわさきホリスタとは?対象・申請理由・活動内容・注意点を解説

【2026年版】かわさきホリスタとは?対象・申請理由・活動内容・注意点を解説

かわさきホリスタ(ホリデー・アンド・スタディ)とは、平日に親子で体験的な学びを行える川崎市の制度です。「学校を休んでも欠席扱いにならないの?」「どんな過ごし方をすればいい?」「申請方法は難しい?」といった疑問を持つ保護者の方も多いのではないでしょうか。

また、「ディズニーなどのレジャーはOKなのか」「共働き家庭でも利用できるのか」など、判断に迷うポイントも少なくありません。

この記事では、かわさきホリスタの制度内容や目的、欠席扱いにならない仕組み、過ごし方の考え方、申請方法や注意点までを初めての方にも分かりやすく解説します。宮前区でのモデルプランや、メリット・デメリット、よくある質問もまとめているので、利用を検討する際の参考にしてください。

※2026年度の最新情報をもとに内容を整理しています。

目次

かわさきホリデー・アンド・スタディ(ホリスタ)の概要

かわさきホリデー・アンド・スタディ(ホリスタ)の概要

学校から案内があった「かわさきホリデー・アンド・スタディ(ホリスタ)」について、まずは制度の基本を正しく理解することが大切です。

ここでは、かわさきホリスタの概要や仕組み、目的について分かりやすく解説します。

かわさきホリデー・アンド・スタディ(ホリスタ)とはどんな制度?

ホリスタとは「かわさきホリデー・アンド・スタディ」の略称です。

川崎市立の小中学校や特別支援学校に在籍する子どもと保護者が、平日に休みを合わせて体験的な学習活動を行えるように設けられた新しい制度となります。

2025年度(令和7年度)から本格的に導入され、普段は取りにくい平日の時間を親子で共有し、特別な学びや思い出作りに活用できるのが大きな特徴です。

学校を休んでも欠席扱いにならない仕組み

ホリスタを利用して学校を休むと、欠席扱いになるのではと不安に思う方もいるでしょう。

ですが、事前に学校へ所定の届け出を提出すれば、その日は「出席停止・忌引等」と同じ扱いになります。つまり、通知表などに記録される欠席日数には含まれません。

手続きを正しく行えば、安心して親子の活動に時間を充てられる仕組みとなっています。

制度の目的

ホリスタの制度の目的は、親子が学校の外で多様な体験活動に取り組むことです。決して「学校を休むための仕組み」ではありません。

家庭や地域での学びを通じて、子どもの興味や関心を広げ、生きる力を育むことを目指しています。

教室だけでは得られない貴重な体験を親子で共有でき、家族の絆を深める良い機会にもなるでしょう。

かわさきホリスタの過ごし方の考え方

かわさきホリスタの過ごし方の考え方

せっかくのホリスタ制度も、どう活用すればよいのか迷う方は多いでしょう。

ここでは、親子での過ごし方を考えるうえで役立つアイデアを、次の3つの視点から紹介します。

目的別の過ごし方

ホリスタの過ごし方に決まった形はありませんが、目的に合わせて計画するのがおすすめです。

たとえば、子どもの知的好奇心を育てたいなら、博物館や科学館、工場見学が最適でしょう。平日なら混雑を避け、ゆったりと見学できる点も大きな魅力です。

また、自然の中で体を動かす日には、公園のアスレチックやハイキングも良い体験になります。親子で相談しながら過ごし方を決めるのも楽しいでしょう。

宮前区お住まいの方必見!近場で過ごすモデルプラン

宮前区にお住まいなら、区内や周辺にも親子で楽しめるスポットが豊富にあります。たとえば、宮前図書館や市民館を訪れて、地域の歴史や文化に触れるのも良い過ごし方です。

さらに、少し足を延ばせば多摩区の生田緑地があり、かわさき宙(そら)と緑の科学館」や「川崎市 岡本太郎美術館なども学びと芸術を体験できておすすめです。

平日の空いた時間を活用し、身近な魅力を再発見する1日を過ごせるよう、子どもとぜひ話し合ってみてください。

割引などお得に活用できる施設情報はある?

川崎市教育委員会のホームページによると、2025年9月時点で利用できる割引施設に「カワスイ 川崎水族館が挙げられます。

川崎市内の小学生または中学生がグループに1名以上おり、1グループ5名までで入館料が20%オフになります。

まだ始まったばかりの制度のため割引施設は少ないですが、今後増える可能性もあるため、割引情報をチェックしたい方はこまめにホームページをチェックしましょう。

参照元

川崎市教育委員会「かわさきホリスタを活用し親子で体験的な学習活動をしましょう!」

ホリスタで休める日と固定・任意の違い

ホリスタで休める日と固定・任意の違い

ホリスタには、「固定利用日」と「任意利用日」という2種類の休みがあります。それぞれの違いを理解し、家庭の状況に合わせて活用することが大切です。

ここでは、二つの休みの特徴を解説します。

固定利用日

「固定利用日」は、川崎市が指定した日に市立の小中学校や特別支援学校が一斉に休校となる日を指します。

例年、10月の「スポーツの日」を含む3連休明けの火曜日に設定されており、2025年は10月14日が対象日です。この日は特別な申請をしなくても全ての児童生徒が休みとなります。

かつては「かわさき家庭と地域の日」と呼ばれていた制度で、家庭で親子の時間を過ごしたり、地域の活動に参加したりすることが推奨されています。

任意利用日

「任意利用日」は、2025年度から導入された新しい仕組みです。年度内に1日、保護者の勤務状況などに合わせて、家庭が自由に平日を選び休むことができます。

この制度により、保護者が休みやすい日に合わせて計画を立てられるようになりました。特に共働き家庭にとっては、より柔軟に利用できる点が大きな特徴といえるでしょう。

固定利用日と任意利用日の違いを比較

2種類の休みの違いについて、以下の表にまとめましたので、予定を立てる際の参考にしてください。

項目固定利用日任意利用日
日程市が指定する特定の日(例年10月)各家庭が年度内で自由に1日選択
対象全市立小中学校の全児童生徒各児童生徒ごと
日数年間1日年間1日
手続き不要学校への事前の届け出が必要
特徴川崎市一斉で休みとなる家庭の都合に合わせて休める

ホリスタ「任意利用日」の申請方法と手続き上の注意点

ホリスタ「任意利用日」の申請方法と手続き上の注意点

任意利用日を活用するには、事前の手続きが必要です。

ここでは、申請の基本的な流れから、事前に知っておきたい注意点までを具体的に解説します。

ホリスタ申請の基本的な流れ

任意利用日の申請は難しくありません。基本的な流れは次のとおりです。

  1. 親子で「いつ・何をするか」を計画する
  2. 利用日の前日までに学校へ届け出る(ミマモルメなどを使用)
  3. 当日は計画に沿って体験活動を実施する

まずは家庭で「どんな体験をしてみたいか」を話し合うことから始めてみましょう。

連絡アプリ「ミマモルメ」での届け出方法

川崎市の多くの小・中学校では、欠席連絡アプリ「ミマモルメが導入されています。任意利用日の届け出もこのアプリから行えます。

操作は欠席連絡画面で理由に「ホリスタ」を選択し、備考欄に当日の体験活動の概要を入力して送信するだけです。電話連絡の必要がなく、スムーズに完了できるのが大きなメリットといえるでしょう。

割引等で証明書が必要な場合の手続き

お出かけ先の施設で割引サービスなどを受ける際には、「ホリスタを利用していることの証明書」が求められる場合があります。その際は、アプリでの連絡だけではなく、書面での申請が必要です。

具体的には、利用日の1週間前までに学校から配布される「ホリスタ申請票兼確認票」を提出します。

学校はその後、利用日の前日までに証明書を発行してくれる仕組みです。証明書が必要になる可能性がある場合は、余裕をもって早めに準備しておきましょう。

申請前に確認しておきたいポイント

任意利用日は自由に取得できるわけではなく、利用にあたってはいくつかの注意点があります。なかでも最も重要なのが、学校が指定する「除外日」には利用できないという点です。

除外日には、運動会や遠足などの学校行事、定期テストの期間中といった日が含まれます。

これらは多くの学校で年度当初にホームページや配布物を通じて案内されるため、計画を立てる前に必ず確認しておくことが大切です。

ホリスタ制度のメリット

ホリスタ制度のメリット

ホリスタ制度は親子にとって多くのメリットがあります。

土日祝を避け、空いている平日に出かけられる

ホリスタを活用する大きなメリットの一つが、土日祝を避け、空いている平日に出かけられる点です。博物館や美術館、自然公園などは、週末の来場者が多く、落ち着いて見学するのが難しい場合もありますが、平日であればゆったりと過ごせます。

移動や待ち時間のストレスも少ないため、子どもが疲れにくく、親子ともに満足度の高い一日を過ごせるでしょう。

普段の学校生活では得られない特別な体験に挑戦できる

ホリスタを活用すれば、普段の学校生活では得られない特別な体験に挑戦できる点も大きな魅力です。博物館や美術館の見学、自然の中での体験活動、職業や社会に触れる見学など、子どもの興味や関心に合わせた体験を自由に計画できます

こうした体験は、教科書の知識を実感として理解するきっかけになり、「なぜだろう」「もっと知りたい」といった探究心を育てます。親子で一緒に体験し振り返ることで、学びがより深まり、子どもの新たな一面に気づける機会にもなるでしょう。

親子で過ごす時間が増え、コミュニケーションが深まる

ホリスタを利用することで、平日に親子が一緒に過ごす時間を確保しやすくなります。普段は忙しく、会話が「連絡事項」中心になりがちな家庭でも、体験活動を通じて自然な会話が生まれやすくなります。

同じ体験を共有することで、「何が楽しかったか」「どんな発見があったか」といった話題が増え、子どもの考えや感じ方を知るきっかけにもなるでしょう。親子で一緒に計画を立てたり振り返ったりする時間は、信頼関係を深めるだけでなく、子どもが安心して自分の意見を伝えられる土台づくりにもつながります。

ホリスタ制度のデメリット・注意点

ホリスタ制度のデメリット・注意点

では次に、ホリスタ制度を利用することのデメリット・注意点を見ていきましょう。

平日に保護者の休みが必要になり、仕事との調整が難しい

ホリスタは、原則として平日に保護者が子どもと一緒に体験活動を行うことを想定した制度のため、仕事との調整が必要になります。特に共働き家庭やシフト制・繁忙期のある職場では、有給休暇の取得が難しく、利用をためらうケースも少なくありません。

また、任意利用日は家庭の判断で設定できる一方、固定利用日は日程があらかじめ決まっているため、急な予定変更が難しい場合もあります。制度を無理なく活用するためには、早めに年間スケジュールを確認し、職場と相談しながら計画を立てることが大切です。

活動内容に学びの目的が求められ、準備や計画が必要になる

ホリスタは、体験的な学習活動を通じて子どもの学びを広げることを目的とした制度のため、活動内容には一定の学習的な要素が求められます。そのため、事前にテーマを考えたり、活動内容を簡単に説明できるよう準備したりする必要があり、家庭によっては負担に感じることもあるでしょう。

特に「何をすればよいか分からない」「学びと言える内容か不安」と感じる保護者も少なくありません。制度を無理なく活用するためには、難しく考えすぎず、見学や体験を通じて子どもが何を感じ、何を学んだかを大切にする姿勢が重要です。

デメリットを理解した上で、家庭に合った使い方を選ぶことが大切

ホリスタは、条件が合う家庭にとっては非常に有意義な制度です。すべてを完璧にこなす必要はなく、家庭の状況や子どもの興味に合わせて、無理のない範囲で活用することが大切です。

少しでも「やってみたい」と感じた場合は、まず学校に相談し、できる形を一緒に考えていくことで、不安を減らしながら制度を取り入れることができます。

親子でのホリスタ活用アイデア集

親子でのホリスタ活用アイデア集

「ホリスタを取ることは決めたけど、どこに行こう?」と、具体的な行き先に悩む家庭も多いでしょう。

ここでは、親子の体験活動にぴったりの活用アイデアをテーマ別に紹介します。

学びにつながる体験

子どもの知的好奇心を育てるテーマとしては、科学館や工場見学がおすすめです。川崎市内では、「かわさき宙と緑の科学館」で科学に触れることができます。

また、市外になりますが、近隣には味の素株式会社の工場見学※1キリンビール株式会社の工場見学※2も人気です。

身近な製品がどのように作られているかを知ることは、子どもにとって大きな発見となり、学びを深めるきっかけになるでしょう。

参照元

※1 味の素株式会社「味の素KKの工場見学へようこそ」

※2 キリンビール株式会社「キリンビール 横浜工場」

自然やアートに触れる体験

天気の良い日には、自然の中で思いきり体を動かすのも良いでしょう。多摩区の「生田緑地」は広大な敷地の中に豊かな自然が広がっており、散策するだけでも気持ちが良いです。

また、同じ生田緑地内にある「川崎市 岡本太郎美術館」で、親子でアートに触れる一日もおすすめです。平日のゆったりとした時間の中で、子どもの感性を磨く体験ができます。

川崎市宮前区のホリスタの過ごし方

川崎市宮前区のホリスタの過ごし方

ここでは、宮前区やその近隣でのホリスタの過ごし方に関する具体的な情報を紹介します。

宮前区近隣に住む方は、ぜひ参考にしてください。

宮前区内で利用できる施設やイベント

「宮前市民館」や「宮前図書館」では、子ども向けのイベントが開催されることがあります。参加情報は区の広報誌や施設のホームページで確認してみてください。

さらに、菅生にある「川崎市生涯学習プラザ」では、親子向けのワークショップが企画されることもあります。地域に根差した施設を活用するのも、ホリスタの過ごし方としておすすめです。

少し足を延して行ける近隣のおすすめスポット

宮前区からは電車や車でアクセスしやすいスポットが多くあります。例えば、隣接する青葉区のこどもの国」は一日中楽しめる人気の施設です。

また、多摩区にある川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」もおすすめです。

人気の場所は事前予約が必要な場合が多いため、固定利用日や任意利用日が決まったら、早めに計画を立てておきましょう。

制度に関する相談はどこでする?

ホリスタについて分からない点や不安がある場合は、まず在籍している学校の担任の先生に相談しましょう。手続きの方法なども丁寧に説明してもらえるはずです。

また、川崎市教育委員会の指導課(電話:044-200-3286)へ直接問い合わせることも可能です。制度をより有効に活用するためにも、疑問点は遠慮せず確認しておきましょう。

かわさきホリスタに関するよくある質問

かわさきホリスタに関するよくある質問

最後に、かわさきホリスタに関するよくある質問に回答します。制度の利用を検討する際の参考にしてください。

川崎市のホリスタでディズニーに行っても大丈夫ですか?

単なる娯楽目的は認められにくいですが、学びの目的が明確であれば学校の判断で認められる場合もあります

ホリスタを利用して学校を休んでも欠席扱いにならないのですか?

事前に学校へ届け出を行い、条件を満たせば欠席扱いにならないとされています。

体験活動の計画は学校に詳しく報告する必要がありますか?

詳細な計画書は不要ですが、届け出時に活動内容を簡単に記載することが推奨されています

ホリスタを利用する日に学童保育の利用は可能ですか?

学童の利用可否は施設ごとに異なります。事前に通っている学童へ確認する必要があります。

任意利用日は年度内でいつ頃に取得するのがおすすめですか?

学校行事が少ない春や秋が選ばれやすく、家庭や仕事の予定に合わせて決めるのがおすすめです。

兄弟がいる場合、任意利用日は同じ日に合わせるべきですか?

同日に合わせる必要はなく、兄弟の年齢や活動内容に応じて各家庭で判断できます

届け出た後に予定が変わった場合はキャンセル可能ですか?

キャンセルは可能です。欠席連絡と同様に、早めに学校へ連絡することが大切です。

まとめ

本記事では、川崎市のホリスタ制度について解説しました。かわさきホリスタは、事前に届け出を行うことで欠席扱いにならず、平日に親子で特別な体験や学びの時間を持てる仕組みです。

一方で、仕事との調整や活動内容の考え方など、家庭によっては悩む点もあります。無理に利用する必要はなく、家庭の状況や子どもの興味に合った形で検討することが大切です。

制度を有効に活用するためには、行き先や過ごし方を早めに考えることが大切です。本記事で紹介したアイデアを参考に、まずは親子で「どんなことをしてみたいか」を話し合ってみてください。

この記事を書いた人

神奈川県川崎市在住のWebライター/地域情報サイト運営者です。
2児の母として子育てをしながら、川崎市の子育て・生活に関する情報を中心に発信しています。

自分自身が子育てをする中で、
「制度が分かりにくい」「公式サイトを見ても不安が残る」
と感じる場面が多く、同じように悩む方の役に立てればと思い、
このサイトを立ち上げました。

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