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保育園の種類をわかりやすく解説!あなたに合った園の選び方がわかる!

保育園の種類をわかりやすく解説!あなたに合った園の選び方がわかる!

保育園にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や目的が異なります。認可保育園や認可外保育施設、企業主導型など、選択肢が多くて迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

本記事では、保育園の基本から、ライフスタイルや希望に合った園の選び方までをわかりやすく解説します。初めての保活にも役立つ情報が満載なので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

保育園とは?まずは基本を理解しよう

保育園とは?まずは基本を理解しよう

まず最初に、保育園の目的や役割、幼稚園との違いなど保育園の基本について解説します。

保育園の目的と役割

保育園は、保護者が仕事や病気などの事情で家庭で保育することが難しい場合に、子どもを日中に預かり、安全で安心できる環境の中で育てることを目的とした施設です。

単に子どもを預かる場ではなく、心身の発達を支える保育や集団生活の基礎を学ぶ大切な場でもあります。遊びや日常生活を通じて、社会性や思いやり、自立心を育むことが重視されています。

さらに、保護者にとっては子育てに関する相談先となる役割も果たし、地域全体で子育てを支える拠点としての機能も担っています。保育園は、子どもの健やかな成長と保護者の生活を支える、欠かせない存在です。

幼稚園・認定こども園との違い

保育園は、家庭での保育が難しい保護者に代わって、子どもを日中預かる施設です。対象年齢は0歳から就学前までで、厚生労働省が所管しています。

一方で、幼稚園は文部科学省の管轄で、主に3歳以上の子どもに対し教育を目的とした施設です。保育時間も保育園より短めで、共働き家庭には不向きな場合もあります。

認定こども園は、保育園と幼稚園の両方の機能を持ち、どちらのニーズにも対応できる柔軟な施設です。制度や運営の違いを理解することで、自分の家庭に合った選択がしやすくなるでしょう。

認可保育園と認可外保育園の違い

認可保育園は、国が定めた施設基準や保育士の配置基準を満たし、自治体から認可を受けた保育園です。利用には市区町村への申し込みが必要で、保護者の就労状況や家庭環境によって優先順位が決まります。

一方、認可外保育園は国の基準に基づかない独自運営で、柔軟な保育時間や独自のカリキュラムが特徴です。申し込みは直接園に行い、比較的入りやすい反面、保育料は自己負担が大きくなる傾向があります。

それぞれの特徴を理解し、ライフスタイルに合った選択をすることが大切です。

認可保育園の種類と特徴

認可保育園の種類と特徴

認可保育園の種類と特徴について解説します。認可保育園の申込みを検討している方は、ぜひチェックをしてみてください。

認可保育園とは?

認可保育園とは、国が定める設置基準や運営基準を満たし、自治体から正式に認可を受けた保育施設です。

施設の広さや保育士の人数、給食の提供体制などが基準に沿って整備されており、安全性や保育の質が一定水準以上であることが保証されています。

保育料は世帯収入に応じて決まり、比較的経済的な負担も抑えられるのが特徴です。ただし、利用には市区町村を通じた申し込みが必要で、保育の必要性に応じた選考があります。

公立保育園と私立保育園の違い

認可保育園の中には「公立保育園」と「私立保育園」があり、それぞれ運営主体や特徴に違いがあります。

公立保育園は自治体が直接運営しており、保育士も公務員として雇用されています。地域に密着した運営で安定性が高い点が特徴的です。

一方、私立保育園は社会福祉法人や学校法人などが運営し、園ごとに独自の保育方針や特色を打ち出しているのが魅力です。行事や教育内容にバリエーションがあるため、家庭の教育方針に合った園を選びやすい点も特徴です。

それぞれの違いを理解し、保育の内容や通いやすさなど総合的に判断しましょう。

認可保育園と認定こども園の関係性

認可保育園と認定こども園は、どちらも国の基準を満たした施設ですが、その目的と機能に違いがあります。

認可保育園は、保護者が仕事や病気などで保育が困難な場合に子どもを預かる「保育」が中心。一方、認定こども園は「教育」と「保育」の両方を提供する施設で、幼稚園と保育園の機能をあわせ持っています。

認定こども園の中には、もともと認可保育園だった施設が移行しているケースも多く、保育ニーズの多様化に対応するための選択肢として整備が進んでいます。

両者は制度上明確に分かれつつも、連携や転換が進んでおり、利用者の状況に応じた柔軟な対応が可能です。

認可保育園の基本情報

認可保育園は、保育の必要性がある家庭を支援するための施設で、以下のような基本的な特徴があります。

  • 対象年齢:生後57日(おおむね生後2ヶ月)から小学校入学前までの乳幼児
  • 保育時間:「標準時間保育」と「短時間保育」の2種類
  • 保育料:世帯の所得状況や子どもの年齢、兄弟の有無などをもとに自治体が決定

標準時間は最長11時間、短時間は最長8時間が目安で、各園によって開所時間や延長保育の有無が異なります。

また、保育料は3歳から5歳児はすべての世帯で保育料が無償となり、0~2歳児については住民税非課税世帯であれば無償化の対象です。ただし、給食費や延長保育料は別途必要になる場合があります。

このように、認可保育園は保育の質と経済的な支援の両面でバランスが取れた施設といえるでしょう。

認可外保育園とは?

認可外保育園とは?

認可外保育園とはどのような施設なのか、定義や保育料などについて解説します。

認可外保育園の定義

認可外保育園とは、国や自治体の設置基準を満たしていない、もしくは満たしていても認可を受けていない保育施設のことを指します。

「無認可保育園」とも呼ばれ、企業が従業員向けに運営する企業主導型保育園や、ベビーシッター型・預かり専門施設など、形態はさまざまです。

認可保育園と比べて柔軟な保育時間や少人数保育が特徴で、働き方に合わせやすい点が魅力です。

ただし、保育の質や安全基準は施設ごとに異なるため、見学や運営方針の確認が重要になります。保育園の種類を比較する際は、各施設の運営体制や保育方針もチェックしましょう。

入園のしやすさ

認可外保育園は、定員や入園条件に関する制約が比較的少なく、申し込みから入園までの手続きもスピーディーな傾向があります。

認可保育園では自治体の審査や点数制度により入園が難しいこともありますが、認可外では施設との直接契約が基本。そのため、家庭の状況や就労証明にかかわらず受け入れてもらえる可能性が高いです。

また、一時保育や短時間保育など多様なニーズに対応している施設も多く、急な保育ニーズにも柔軟に対応してくれます。保育園の種類を選ぶ際、入園のしやすさは大きな判断材料となるでしょう。

認可外保育園の保育料

認可外保育園の保育料は、自治体の基準に基づく認可保育園と異なり、各施設が独自に設定しています。そのため、月額料金は数万円から十数万円まで幅広く、地域や保育内容によって大きな差があるでしょう。

特に、長時間保育や英語教育など、付加価値のあるサービスを提供する施設では高めの傾向があります。

一方で、2020年からは国の「幼児教育・保育の無償化」により、満3歳以上の子どもを対象に月額37,000円を上限とした補助制度も適用される場合があります。

保育園の種類を検討する際は、保育料だけでなく、補助制度の対象かどうかも確認すると安心です。

※参照元:こども家庭庁「幼児教育・保育の無償化概要」

家庭のニーズに合わせた保育園の種類

家庭のニーズに合わせた保育園の種類

保育園は家庭のニーズに合わせて、数多くの種類があります。そこで、この見出しでは代表的な6つの施設について解説します。

小規模保育事業

小規模保育事業とは、0~2歳児を対象に、定員6〜19人ほどの少人数で運営される保育サービスです。平成27年にスタートした「子ども・子育て支援新制度」に基づく地域型保育のひとつで、市区町村の認可を受けて運営されています。

保育士と子どもの距離が近く、一人ひとりに寄り添った丁寧な保育が行われやすい点が特徴です。

家庭的な雰囲気の中で安心して過ごせることから、初めての集団生活に不安がある保護者にも人気があります。保育園の種類を検討する際、特に低年齢児の預け先を探している家庭には有力な選択肢となるでしょう。

事業所内保育事業

事業所内保育所とは、企業や団体が自社の従業員向けに設置・運営する保育施設のことです。主に職場の敷地内や近隣に設けられ、保護者が通勤と同時に子どもを預けられる利便性の高さが特徴です。

近年では「企業主導型保育事業」として、認可外でありながら一定の基準を満たすことで国から助成を受けて運営されている施設も増えています。

対象は従業員の子どもに限らず、地域住民の利用を受け入れている施設もあります。保育園の種類を比較する際、職場と子育ての両立を重視する方には、事業所内保育所という選択肢も視野に入れるとよいでしょう。

病児・病後児保育施設

病児・病後児保育施設とは、子どもが病気の際や回復期にあり、通常の保育園では受け入れが難しい状態でも一時的に預かってもらえる施設です。

保護者が仕事を休めないときに利用でき、医師や看護師、専門の保育スタッフが常駐している施設が多いため、安心して任せられます。

対象となるのは発熱や感染症などの症状がある病児、または病気回復後で集団生活に戻るのが難しい病後児です。

利用には事前登録や医師の診断書が必要なケースが多く、自治体が運営する施設もあれば、医療機関併設型や民間の施設も存在します。保育園の種類を選ぶ際、緊急時や病気の備えとして検討しておきたいサポート体制のひとつです。

一時預かり保育

一時預かり保育とは、保護者の就労や通院、リフレッシュなど、短時間・短期間だけ子どもを預けたいときに利用できる保育サービスです。

認可保育園や認可外保育園、子育て支援施設などで実施されており、利用対象は生後6か月~就学前までの子どもが一般的です。

週に数回の利用から単発の預かりまで対応していて、働いていない保護者でも利用できる点が大きな特徴です。利用には事前登録が必要な場合が多く、定員に達していると予約が取れないこともあります。

保育園の種類を選ぶ際、フルタイムで預ける予定がない方や、急な用事に備えたい家庭にとって、一時預かり保育は柔軟な選択肢となるでしょう。

夜間保育・24時間保育

夜間保育や24時間保育とは、夕方以降や深夜、さらには早朝まで子どもを預かる保育サービスです。

医療・介護・サービス業など、シフト勤務が多い保護者を支援する目的で提供されており、一部の認可保育園や認可外保育園、ベビーホテルなどで実施されています。

特に24時間保育では、宿泊を伴う保育にも対応しているため、夜勤がある家庭にとって心強い選択肢です。ただし、利用には登録や面談、保育計画の提出が必要な場合もあります。

保育園の種類を比較する際、勤務時間が不規則な方や、夜間のサポートが必要な家庭は、こうした保育形態の有無も確認しておくと安心です。

ベビーホテル

ベビーホテルとは、主に夜間や深夜、休日などの時間帯にも子どもを預けられる、認可外保育施設の一種です。

厚生労働省では、宿泊可能な保育サービスを提供する施設や、通常の保育時間外に運営している保育園などを「ベビーホテル」と位置づけています。

24時間営業や短時間の一時預かりにも対応しているケースが多く、夜間勤務やシフト制の仕事をしている保護者にとって心強い選択肢です。

ただし、施設ごとに保育の質や安全対策に差があるため、事前の見学や口コミの確認が重要です。保育園の種類を選ぶ際に、ライフスタイルに合った柔軟な対応が必要な方に適した施設といえるでしょう。

認定こども園とは?保育園・幼稚園との違い

認定こども園とは?保育園・幼稚園との違い

認定こども園とは、保育所と幼稚園の機能をあわせ持ち、0歳から就学前までの子どもに「保育」と「教育」を一体的に提供する施設です。この見出しでは、もう少し詳しく認定こども園について深堀りします。

認定こども園は4つのタイプがある

認定こども園は、4つのタイプがあります。それぞれのタイプについて解説します。

幼保連携型

幼保連携型とは、認定こども園の中でも保育所と幼稚園の機能を併せ持ち、0歳から就学前の子どもに一貫した保育・教育を提供する施設です。

内閣府の定義によれば、保育所型や幼稚園型と異なり、施設単体で認可保育所と認可幼稚園の両方の基準を満たす必要があります。そのため、共働き世帯の保育ニーズに応えながら、幼児教育にも力を入れている点が特徴です。

また、保育教諭と呼ばれる資格者が在籍し、子ども一人ひとりの発達段階に応じた支援が可能となります。保護者にとっては、長時間の保育と質の高い教育の両立が期待できる、利便性の高い施設といえるでしょう。

幼稚園型

幼稚園型は、もともと認可幼稚園として運営されていた施設が、認定こども園へ移行する際に保育機能を加えたタイプです。文部科学省の所管であり、満3歳以上の子どもを対象に、幼児教育を中心としたカリキュラムが提供されます。

保育が必要な家庭の子どもには、預かり保育などを通じて柔軟に対応しているのが特徴です。教員免許を持つ幼稚園教諭が在籍し、生活リズムや学びの基礎を築く活動が充実しています。

保育時間はやや短めな傾向にありますが、教育重視の家庭にとっては魅力的な選択肢といえるでしょう。

保育所型

保育所型は、認可保育所が母体となり、教育機能を取り入れて認定こども園へ移行したタイプです。厚生労働省の管轄で、0歳から就学前までの子どもを対象に、長時間保育を中心としたサービスを提供しています。

保育士が主体となって日々の保育を行いながら、3歳以上の子どもには幼児教育的な要素も組み込まれ、生活や遊びを通じて学びの基礎を育みます。

共働き世帯やひとり親家庭など、保育の必要性が高い家庭にとって利便性が高く、延長保育など柔軟な対応も可能です。教育と保育のバランスを重視した安心の施設形態といえるでしょう。

地方裁量型

地方裁量型は、幼稚園や保育所のいずれにも該当しない施設を、各自治体が独自の基準で認定こども園として位置づけるタイプです。内閣府の制度に基づきつつも、地域の実情や子育て支援のニーズに応じて柔軟に運営されています。

例えば、施設の設置基準や職員配置などを自治体が独自に定めることができるため、過疎地域や施設不足地域でも認定こども園の設置が可能になります。

保育と教育の両機能を備えつつも、地域密着型の取り組みや特色ある保育内容が展開されやすい点も魅力です。地域社会との連携を重視した、多様性ある保育の形といえるでしょう。

教育と保育の両立

認定こども園では、幼児教育と保育の両方を一体的に提供することで、子どもの健やかな発達を総合的に支えています。教育基本法や子ども・子育て支援法に基づき、家庭環境にかかわらず、すべての子どもが質の高い教育・保育を受けられることを目的としています。

生活や遊びを通じた学びを大切にしながら、年齢や発達段階に応じた教育内容を実施。さらに、長時間保育や延長保育の提供により、保護者の就労支援にも対応しています。

保育教諭が中心となって、日常の中に自然な学びを取り入れるこの仕組みは、子どもにとって安心できる環境をつくり出しているのが特徴です。

認定こども園のメリットと注意点

認定こども園の大きなメリットは、教育と保育の両方を一貫して受けられる点にあります。

共働き世帯にとっては長時間保育が可能であり、片働き世帯にも質の高い幼児教育が提供されるため、家庭の状況にかかわらず利用しやすいのが特徴です。

また、年齢や発達に応じた柔軟な対応が可能なため、子どもが環境の変化に戸惑うことなく成長を続けられる点も魅力です。

一方で、園によって教育方針や保育時間、サービス内容に違いがあるため、事前の情報収集は欠かせません。自治体によって入園の優先順位や申込方法も異なるため、利用を検討する際は注意が必要です。

保育園の種類ごとの比較表

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施設名対象年齢開園時間給食の有無費用目安
認可保育園0〜5歳7:30〜18:30(延長あり)あり所得に応じて異なる
認定こども園0〜5歳8:00〜18:00(延長あり)あり所得に応じて異なる
小規模保育事業0〜2歳7:30〜18:30(延長あり)あり所得に応じて異なる
家庭的保育事業0〜2歳8:00〜17:00あり所得に応じて異なる
事業所内保育事業0〜5歳企業により異なるあり企業の制度・地域により異なる
居宅訪問型保育事業0〜2歳家庭の希望により調整あり(家庭提供)所得に応じて異なる
認可外保育園0〜5歳施設により異なるあり/なし(施設により異なる)月5〜10万円前後(施設により差あり)
病児保育事業0〜小学生8:30〜17:30あり1日2,000〜5,000円程度
障害児保育事業0〜5歳7:30〜18:30(延長あり)あり所得に応じて異なる
延長保育事業0〜5歳18:30以降(19:00〜20:00など)あり1回300〜1,000円程度の追加
一時預かり事業0〜5歳施設により異なるあり1時間500〜1,000円程度
地域子育て支援拠点0〜未就学児と保護者平日9:00〜17:00が中心なし無料(一部イベント有料)

保育園選びのポイントとは?

保育園選びのポイントとは?

保育園選びの際に、重視すべきポイントを6つ紹介します。

家庭のスタイルに合った保育園を選ぶ

保育園選びでは、家庭ごとのライフスタイルに合っているかどうかを確認することが重要です。例えば、共働き家庭であれば延長保育の有無や開園・閉園時間が生活リズムに合っているかどうかがポイントになります。

また、育児方針や教育方針に共感できるかも大切な判断材料です。自然とのふれあいを重視する園や、英語教育を取り入れている園など、園ごとに特徴はさまざま。

送迎ルートや自宅からの距離も毎日の通園を左右するため、無理のない範囲で通えるかどうかを事前に確認しましょう。家庭の状況や価値観に合った園を選ぶことで、子どもも保護者も安心して日々を過ごせる環境が整います。

自宅からの距離で選ぶ

保育園を選ぶ際は、自宅からの距離がどれくらいかを確認することが欠かせません。通園にかかる時間や手段は、保護者だけでなく子どもにとっても日々の負担となるためです。

徒歩圏内であれば天候に左右されにくく、送り迎えもスムーズに行えます。一方で、電車やバスを使う場合は、混雑や遅延の影響を受けることもあるため、余裕を持ったスケジュール管理が必要です。

また、緊急時にすぐに駆けつけられる距離かどうかも重要です。無理なく通える場所にあるかどうかを軸に選ぶことで、家庭全体の生活リズムが安定しやすくなります。

保育時間が勤務時間に合わせられるか

保育園選びでは、保育時間が自分の勤務時間と合っているかを事前に確認することが非常に重要です。出勤時間に間に合うか、退勤後に余裕を持って迎えに行けるかといった点は、日々のスケジュールに直結します。

特にフルタイム勤務やシフト制の職場では、延長保育の有無や利用条件もチェックしておくと安心です。施設によっては早朝保育や夜間保育に対応しているところもありますが、事前の申請や別途料金が必要な場合もあります。

保育時間に無理があると遅刻や残業が難しくなり、仕事と育児の両立が困難になることも。現実的な時間設定の園を選ぶことで、ストレスの少ない毎日を送れるでしょう。

園の方針をチェックする

保育園選びでは、園ごとの教育・保育方針をよく確認することが大切です。例えば、のびのびとした自由保育を重視する園もあれば、規則的な集団生活や知育に力を入れている園もあります。

家庭で大切にしている価値観や育児方針と一致しているかを見極めることで、子どもが無理なく園生活に馴染めるかどうかが決まってきます。また、食育や外遊び、行事の頻度なども園によって特徴があります。

見学時には実際の保育風景を観察したり、先生の対応から雰囲気を感じ取ったりすると良いでしょう。家庭と園の方針が調和していると、子どもも安心して成長でき、保護者も納得感を持って預けることができます。

園見学は必ず行くこと

保育園を選ぶ際には、必ず園見学に行くことをおすすめします。パンフレットやサイトの情報だけでは分からない、園の雰囲気や先生たちの対応、子どもたちの様子などを実際に確認できるからです。

例えば、施設の清潔さや安全対策、クラスの配置、トイレや給食の環境など、細かな部分まで自分の目で見ることで安心感が得られます。また、質問に対する職員の受け答えから、保護者への対応姿勢も感じ取れるでしょう。

見学を通じて「ここなら子どもを預けたい」と思えるかどうかが、園選びの重要な判断基準になります。入園後のミスマッチを防ぐためにも、時間をつくって見学を行うことが失敗しない保育園選びの第一歩です。

口コミ・評判をチェックする

保育園選びでは、実際に通わせている保護者の口コミや地域での評判をチェックすることも大切です。公式の情報だけではわからない日常の様子や先生の対応、トラブル時の対応力など、現場のリアルな声が参考になります。

SNSや地域の子育て掲示板、ママ友ネットワークなど、情報源はさまざまです。ただし、口コミには個人の主観も含まれるため、ひとつの意見に偏らず、複数の声を比較する視点が必要です。

また、ネガティブな意見があっても、その内容や背景を冷静に見極めることが大切です。評判を参考にしつつ、最終的には自分の目で確認した印象と照らし合わせて判断しましょう。

保育園の種類によって変わる入園手続きの流れ

保育園の種類によって変わる入園手続きの流れ

入園手続きの流れは、保育園の種類によって変わります。希望する保育園の入園手続きの流れを把握しておきましょう。

認可保育園のケース

認可保育園に入園する場合、自治体を通じた手続きが基本となります。まずは、お住まいの市区町村の保育課などで配布される入園案内を確認し、申請期間や必要書類を把握しましょう。

提出書類には、就労証明書や家庭状況に関する資料が含まれることが多く、審査は保育の必要性の度合いに応じて行われます。申込者が多い地域では、希望する園に入れないこともあるため、第2・第3希望まで記載するのが一般的です。

選考結果は通常、申請から1~2か月後に通知され、その後に園との面談や健康診断を経て、正式に入園が決定します。各自治体によって流れが異なるため、事前に確認しておくことが重要です。

認可外保育園のケース

認可外保育園への入園手続きは、認可保育園に比べると比較的柔軟で、直接施設との契約が基本です。自治体を通さずに申し込むため、空きがあれば随時入園できるケースも多く、急な保育ニーズに対応しやすいのが特徴です。

手続きの流れとしては、まず気になる園に問い合わせて見学を行い、保育方針や料金体系、保育時間などを確認しましょう。その後、入園申込書や契約書の提出、面談や説明会への参加を経て契約締結となります。

必要書類や入園までのステップは園ごとに異なるため、複数園を比較検討することが大切です。また、認可外であっても、基準を満たす施設には自治体の補助金制度が適用される場合もあるため、条件を確認しておくと安心です。

認定こども園のケース

認定こども園への入園手続きは、利用区分によって流れが異なります。保育が必要な家庭(2号・3号認定)の場合は、認可保育園と同様に自治体への申請が必要で、就労証明書や家庭の状況に応じた審査が行われます。

一方で、教育を目的とした利用(1号認定)の場合は、こども園に直接申し込みを行う形となり、園ごとに定められた募集要項に従って手続きを進めます。

入園までの流れには、説明会への参加、見学、必要書類の提出、面談、選考などが含まれ、施設によって詳細は異なります。

特に1号認定では、募集期間が短いこともあるため、事前の情報収集が重要です。認定こども園は、保育と教育の両面を兼ね備えているため、ライフスタイルに合わせた選択肢として注目されています。

保育園の種類に関するよくある質問

保育園の種類に関するよくある質問

最後に、保育園の種類に関するよくある質問に回答します。

保育の12施設とは?

「保育の12施設」とは、厚生労働省が定める多様な保育ニーズに対応するための施設区分で、主に認可・認可外を問わず保育を提供する場を12種類に分類したものです。

  1. 認可保育所(保育園)
  2. 認定こども園
  3. 小規模保育事業(A型・B型・C型)
  4. 家庭的保育事業(保育ママ)
  5. 事業所内保育事業
  6. 居宅訪問型保育事業(ベビーシッター型)
  7. 認可外保育施設
  8. 病児保育事業
  9. 障害児保育事業
  10. 延長保育事業
  11. 一時預かり事業
  12. 地域子育て支援拠点事業(子育てひろば等)

これらの施設は、家庭の状況や子どもの年齢・発達段階に応じて選べるように整備されており、子育て世代の強い味方となっています。必要に応じて自治体に相談して、自分に合った施設を選ぶことが大切です。

1号認定と2号認定ではどちらが得ですか?

1号認定と2号認定のどちらが得かどうかは、家庭のライフスタイルや保育ニーズによって異なります。

1号認定は主に幼稚園相当で、保護者が専業主婦(主夫)など就労していない家庭向けです。教育時間は4時間程度と短く、延長保育を利用する場合は別途料金が発生します。

一方、2号認定は保育所相当で、保護者が就労している家庭が対象となり、1日8~11時間程度の長時間保育が利用可能です。保育料は世帯年収に応じて決まるため、同じ園でも負担額は異なります。

つまり、長時間の保育が必要であれば2号認定が実用的で、逆に短時間保育で十分な場合は1号認定の方が費用を抑えやすいケースもあります。それぞれの制度を正しく理解し、家庭に合った選択をすることが大切です。

ダメな保育園の特徴は?

ダメな保育園の特徴の一例を紹介します。

  • 保育士の入れ替わりが激しい
  • 子どものトラブルやけがへの対応が曖昧
  • 施設の衛生管理が不十分
  • 掲示物や連絡帳の内容が形だけ
  • 保護者とのコミュニケーションが一方通行
  • 園の雰囲気が暗く、子どもの表情が沈んでいる
  • 職員の対応が機械的または冷たい

保育園見学の際は、上記のポイントをチェックすることで、より安心できる園選びがしやすくなります。子どもを安心して預けるためにも、見学は必ず行い、気になることがあればしっかりと確認しましょう

まとめ

保育園の種類や特徴、認可保育園や認可外保育園、家庭のニーズに合わせた保育園の種類など詳しく解説しました。

保育園にはさまざまな種類があるため、ライフスタイルや子どもに合った施設を選ぶためにも、じっくりと検討する必要があります。本記事を参考にして、ぜひ気になる施設があれば積極的に保育園見学に行きましょう。

この記事を書いた人

神奈川県川崎市在住のWebライター/地域情報サイト運営者です。
2児の母として子育てをしながら、川崎市の子育て・生活に関する情報を中心に発信しています。

自分自身が子育てをする中で、
「制度が分かりにくい」「公式サイトを見ても不安が残る」
と感じる場面が多く、同じように悩む方の役に立てればと思い、
このサイトを立ち上げました。

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