葉酸は妊娠中に必要だって聞くけど、どんな効果があるの?
葉酸って摂取しても大丈夫なの?
葉酸は妊活中、妊娠中の女性が意識して摂取したい栄養素の1つであり、厚生労働省より妊娠の1か月前からの摂取が推奨されています。
しかし、葉酸にはどのような効果があるのか、なぜ妊娠中に必要なのかわからない方も多いでしょう。
本記事では、葉酸の効果や必要な時期などについて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
葉酸とは?
葉酸はビタミンB群に属する水溶性ビタミンであり、細胞の生成や再生、赤血球の生成などの役割があります。
まず、この見出しでは葉酸とはどのような栄養素なのかについて解説します。
葉酸が摂取できる食べ物
葉酸を多く含む食べ物は、主に次のとおりです。
- ブロッコリー(450µg)
- 枝豆(260µg)
- ほうれん草(210µg)
- さつまいも(57µg)
- 卵黄(140µg)
野菜類や海藻類、卵類など数多くの食材に含まれている栄養素であり、とくに緑黄色野菜に豊富に含まれています。
しかし、普段の食事から摂取できる量には限りがあるため、妊活中や妊娠中の女性は葉酸サプリでの摂取が推奨されています。
葉酸はサプリメントでの摂取がおすすめ
葉酸は水溶性ビタミンのため、調理法によっては栄養が半分以上失われる可能性があることから、サプリメントでの摂取がおすすめです。
葉酸は主に食事から摂取できる天然葉酸(ポリグルタミン酸型)と、サプリメントなどから摂取できる合成葉酸(モノグルタミン酸型)の2種類があります。
工業的に合成し、製造されている合成葉酸は体内の利用効率が天然葉酸よりも高いことからも、葉酸サプリを活用すれば効率よく葉酸が摂取できるでしょう。
ただし、葉酸は1日の上限摂取量が1日1,000µgと定められているため、葉酸サプリの過剰摂取には気を付けてください。
葉酸はいつからいつまで必要?
葉酸は主に、妊活期から授乳期まで必要な栄養素ですが、それぞれの時期に適した量は異なります。
時期別の葉酸必要量と葉酸が不足することで起こりうるリスクについて見ていきましょう。
時期別の葉酸必要量
葉酸は1日あたり240µgの摂取が推奨されていますが、妊活期~授乳期の女性は次に挙げるとおり、通常にプラスして必要量が異なります。
- 妊活期、妊娠初期:+400µg
- 妊娠中期以降:+240µg
- 授乳期:+100µg
妊娠初期はとくに胎児の神経や脳が形成される大切な時期のため、通常よりも多くの葉酸が消費されます。
妊娠に備えて妊活期から十分な量の葉酸を摂取しておきたいところです。
妊娠中期から出産にかけては+240µgですが、葉酸が不足すると低出生体重児や早産のリスクがあるため注意が必要です。
また、母乳は血液から作られるため、出産後の授乳期も意識して葉酸を摂取しましょう。
葉酸不足で起こりうるリスク
葉酸が不足すると、次に挙げるリスクが起こる可能性があります。
- 胎児の神経管閉鎖障害、無脳症
- 貧血
- 神経障害
- 動脈硬化
- 精神的な不安定
妊娠中の葉酸不足は胎児の神経管閉鎖障害や無脳症といった障害が起こるリスクがあります。
また、母体も貧血や神経障害、精神的な不安定を引き起こすなどの可能性があるため、意識して摂取をしましょう。
葉酸に関するよくある質問
最後に、葉酸に関するよくある質問を3つ紹介します。
葉酸はダウン症予防になりますか?
ダウン症は染色体異常による先天性疾患であり、葉酸の摂取がダウン症予防につながる明確なエビデンスはありません。
しかし、葉酸は妊活期から授乳期までに必要な栄養素のため、意識して摂取を心がけましょう。
妊活中に葉酸不足になるとどうなりますか?
妊活中の葉酸不足は貧血や、ホルモンバランスが乱れるなどの可能性があります。
本格的な妊活を検討している方は、葉酸以外にも日々の食生活を見直して生活習慣を整えましょう。
葉酸はつわりに効果がありますか?
つわりの原因にはさまざまなものがありますが、葉酸やビタミンB6には自律神経を整える効果があると言われています。
葉酸サプリには葉酸以外にも数多くのビタミンやミネラルが含まれているので、つわりのない時期から積極的に摂取をしましょう。
まとめ
葉酸は主に緑黄色野菜や海藻類、卵類などに豊富に含まれている栄養素です。
食事のみで葉酸を摂取しようと思っても、なかなか必要量の摂取が難しいので、手軽に摂取できる葉酸サプリがおすすめです。
これから妊活を始める方やすでに妊娠をしている方は、ぜひ自身にあった葉酸サプリを見つけ、服用してみてください。

