「宮前区の保育園って、実際いくらかかるの?」「年齢や園の種類で費用は違う?」
宮前区で保育園の利用を考える際、多くの保護者が気になるのが毎月かかる保育料やその他の費用です。
この記事では、宮前区の保育園費用の目安(月額)を中心に、年齢別・認可保育園と認可外保育園の違い、入園時や毎月発生する追加費用について分かりやすく解説します。
「思っていたより高かった…」と後悔しないためにも、事前に費用感を把握したい方はぜひ参考にしてください。
※2026年度(令和8年度)入園向けの最新情報をもとに整理しています。
【結論】宮前区の保育園費用は結局いくらかかる?

宮前区の保育園費用は、施設の種別によって料金の決まり方が大きく異なります。
まず、認可保育園と認可外保育園の料金体系の概要を理解し、自分の世帯年収だと認可保育園の費用がいくらになるのか、具体的なシミュレーションを確認することが大切です。
- 認可・認可外保育園で異なる料金体系の概要
- 年齢別|保育園費用の目安
- 宮前区の保育園費用|費用比較表
- 世帯年収別に見る認可保育園の費用シミュレーション
- 保育料以外にかかる費用
- 宮前区の認可外保育園の料金相場
認可・認可外保育園で異なる料金体系の概要
宮前区で保育園を選ぶ際に押さえておきたいのが、認可保育園と認可外保育園では料金体系が異なることです。
認可保育園は国や市の基準を満たした施設で、保育料は世帯の所得に応じて川崎市が決定します。収入に応じて金額が変動するのが特徴です。
一方、認可外保育園は園が独自に料金を設定しており、英語教育やリトミックなどの特別プログラムの有無、施設の設備などによって費用が大きく変わります。
一定の基準料金はなく、園ごとに比較して検討することが欠かせません。
認可保育園の年齢別費用の目安
宮前区の認可保育園の保育料は所得に応じて決まり、無償化対象世代(3〜5歳)は保育料が0円です。
| 年齢 | 月額保育料の目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 0~2歳 | 約30,000〜60,000円 | 所得により大きく変動 |
| 3〜5歳 | 0円(無償化) | 給食費・教材費は別途必要 |
参照元:認可保育所等の利用者負担額(保育料)
0〜2歳児の月額保育料は約3万円〜6万円で、世帯年収や保育認定区分により変動します。3〜5歳児は国の幼児教育・保育無償化の対象で原則保育料が0円ですが、給食費や教材費は別途必要になります。
なお、市民税非課税世帯では0〜2歳児の保育料も無償化対象となり、家計の負担が大きく軽減されます。正確な金額や適用条件は宮前区・川崎市の公式案内で確認してください。
宮前区の保育園費用|費用比較表
| 園タイプ | 月額費用の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 認可保育園 | 0〜60,000円 | 保育料が所得に応じて決まる |
| 小規模保育園 | 0〜60,000円 | 少人数で家庭的 |
| 認可外保育園 | 約40,000〜80,000円 | 保育内容の自由度が高い |
| 企業主導型保育園 | 約20,000〜50,000円 | 働く保護者のために、企業が柔軟に運営 |
参照元:認可保育所等の利用者負担額(保育料)
宮前区で保育園を検討する際の費用目安をタイプ別に整理しました。宮前区の認可保育園は所得に応じた保育料で、月額0〜6万円程度が一般的です。
小規模保育園も同水準の0〜6万円ほどが目安で、少人数ならではの家庭的な保育環境が特徴となります。認可外保育園は園ごとに保育内容や料金設定が異なり、相場はおおよそ4〜8万円と幅があります。
企業主導型保育園は約2〜5万円が目安で、働く保護者に配慮した柔軟な保育体制が整えられています。なお、給食費や教材費などが別途必要な場合もあるため、詳細は各園や自治体のホームページを確認しましょう。
保育園の費用が分かったら、次に確認しておきたいのが申請のスケジュールや必要書類です。宮前区の保育園申請の流れについては、こちらの記事で詳しくまとめています。

世帯年収別に見る認可保育園の費用シミュレーション
| 世帯年収の目安 | 0〜2歳児の月額保育料の目安(第一子) |
|---|---|
| 約400万円 | 約18,000円 |
| 約600万円 | 約34,000円 |
| 約800万円 | 約50,000円 |
| 約1,000万円 | 約66,000円 |
| 約1,200万円以上 | 約82,800円(上限) |
参照元:認可保育所等の利用者負担額(保育料)
宮前区の認可保育園における0〜2歳児の保育料は、世帯年収そのものではなく市民税所得割額を基準に算定されます。共働き世帯では収入の増加に伴い保育料の負担も大きくなる点が特徴といえるでしょう。
一方で、兄弟がいる場合の多子減免や市民税非課税世帯に対する無償化制度が適用され、実際の負担額が下がるケースもあります。正確な金額や適用条件については、川崎市の公式保育料金表で確認することが大切です。
保育料以外にかかる費用
| 主な費用 | 費用の目安 |
|---|---|
| 給食費 | 月3,000〜7,000円 |
| 教材費 | 月1,000〜3,000円 |
| 行事費 | 年5,000〜20,000円 |
| 延長保育 | 月3,000〜10,000円 |
宮前区で保育園を利用する際は、保育料以外にかかる費用も把握しておくことが大切です。宮前区では、給食費が月額約3,000〜7,000円程度かかり、昼食やおやつ代として必要になります。
教材費は月1,000〜3,000円ほどが目安で、絵本や制作物の材料費に充てられます。さらに、遠足や発表会など季節行事に伴う行事費として、年間5,000〜20,000円前後が発生するケースもあります。
加えて、仕事の都合で通常の保育時間を超える場合は、延長保育料として月約3,000〜10,000円程度が必要です。これらの費用は園や利用プランによって異なるため、入園前に詳細を確認しておくと安心でしょう。
宮前区の認可外保育園の料金相場
宮前区にある認可外保育園の費用は、園の方針や提供サービスによって大きく異なります。
一般的な相場は月額6万〜8万円程度ですが、独自の教育プログラムを導入したり、人員体制を手厚くしたりする施設では、月額10万円を超えるケースも。
一方、企業が従業員向けに運営する企業主導型保育園では、助成金が適用されるため、認可保育園と同程度の費用で利用できることもあります。見学時には保育内容とあわせて、料金体系を確認しておくことが重要です。
川崎市の認可保育園の費用はどう決まるか

川崎市の認可保育園の保育料は、いくつかのルールに基づいて公平に決定されています。ここでは、その基本的な仕組みについて解説します。
世帯の市民税所得割額が基準となる
認可保育園の保育料は世帯年収そのものではなく、世帯全体の「市民税所得割額」の合計によって決まります。市民税所得割額とは、所得に応じて課税される住民税の一部を指します。
共働き世帯の場合は、父母それぞれの市民税所得割額を合算した金額が基準となり、その合計額に応じて保育料の階層が設定されます。
前年の収入を反映した源泉徴収票や納税通知書を確認すれば、自分の市民税所得割額が分かり、保育料を見積もる目安となります。
毎年9月に保育料が改定される理由
認可保育園の保育料は、毎年9月に見直しが行われます。これは、算定基準となる市民税所得割額の年度が切り替わるためです。
具体的には、4月から8月までの保育料は「前年度」の市民税所得割額を基に計算され、9月から翌年3月までは「当年度」の市民税所得割額が反映されます。
前年から収入に変動があった家庭では、9月以降に保育料が変わる可能性があるため注意が必要です。
公立保育園も私立保育園も保育料は同じ
認可保育園を選ぶ際、「私立は費用が高いのでは」と心配される方もいますが、川崎市内の認可保育園であれば公立・私立にかかわらず保育料は同じ基準で決定されます。
運営主体が市であっても、社会福祉法人や株式会社であっても、適用される保育料の階層表は共通です。そのため、施設の形態によって費用が変わる心配はありません。
家庭の教育方針や通いやすさを基準に園を選ぶことができます。
宮前区で利用できる保育料の補助・減免制度

宮前区を含む川崎市では、子育て世帯の経済的負担を軽くするためのさまざまな支援制度が用意されています。これらの制度を上手に活用することで、保育料の負担を大きく軽減できる可能性があります。
保育料無償化制度(3歳~5歳児)
2019年10月に始まった国の「幼児教育・保育の無償化」により、3歳児から5歳児クラスの子どもは原則として保育料が無料になりました。宮前区の認可保育園や認定こども園でも同様に適用されます。
ただし、対象となるのはあくまで保育料のみで、給食費(副食費)や教材費、行事費などは保護者の自己負担です。なお、住民税非課税世帯の子どもは、0歳から2歳児クラスの保育料も無償化の対象となります。
兄弟がいる場合の多子軽減措置
川崎市には、兄弟姉妹のいる家庭の保育料を軽減する制度があります。認可保育園を利用する際は、生計を同じくする子どもを年齢順に数え、2人目は基準額の半額、3人目以降は無料です。
また、この制度は兄や姉が小学生でも対象になる場合があります。たとえば、第一子が小学生で第二子が保育園児の場合、第二子の保育料は半額となります。
多子軽減措置は、子どもの多い世帯にとって非常に心強い支援制度です。
ひとり親世帯などへの減免制度
川崎市では、ひとり親世帯や障がいのある子どもがいる家庭を対象に、保育料の減免制度が設けられています。
具体的には、世帯の市民税所得割額が77,100円以下で、ひとり親である場合や同居家族に障害者手帳の交付を受けている方がいる場合などは、保育料が全額免除されます。
制度を利用するには、お住まいの区役所への申請が必要です。条件に当てはまる可能性がある方は、一度相談してみると安心です。
認可外保育園を利用している方向けの補助金制度
認可外保育園を利用する場合でも、補助金制度を利用できます。まずは、国の無償化制度によって、利用料補助を受けることが可能です。
- 3歳~5歳児:月額37,000円まで
- 住民税非課税世帯の0歳~2歳児:月額42,000円まで
さらに、川崎市には独自の補助金制度も用意されています。市の基準を満たした「川崎認定保育園」などを利用する場合、世帯の所得や子どもの年齢に応じて、月額最大20,000円の補助を受けられます。
認可外保育園を選ぶ際には、こうした補助制度も含めて検討すると安心です。
宮前区では、保育園以外にも子どもの学びや体験を支援する制度があります。かわさきホリスタ(かわさきホリデー・アンド・スタディ)についても、あわせて確認しておくと安心です。

宮前区の保育園の空き状況と入園のしやすさ

保育園の費用とあわせて気になるのが、希望の園に入れるかどうかという点です。ここでは、宮前区の保育園の空き状況や入園のしやすさについて解説します。
川崎市全体で待機児童ゼロを維持
川崎市では保育施設の定員拡充を進めており、2021年以降は公式に待機児童数ゼロを継続しています。宮前区も同様に、市の発表上は待機児童がいない状況です。
これは、市全体で保育の受け皿が整備されていることを意味します。
以前に比べて保育園に入りやすい環境が整い、子育てと仕事の両立を支えやすい街づくりが進んでいるといえるでしょう。こうした成果は、市の積極的な取り組みの表れです。
実際の入園難易度
市の発表で待機児童がゼロとされていても、すべての家庭が第一希望の保育園にすぐ入れるわけではありません。特に、育休明けの申込みが集中する1歳児クラスは、競争率が高くなる傾向があります。
「特定の園だけに絞っている」「自宅近くの園に入りたい」といった場合、空きが出るまで待つことも少なくありません。
比較的入りやすい0歳児の4月入園を狙うなど、早めに情報を集めて計画を立てることが、希望の園に入園するための大切なポイントです。
新規園の開設による受け入れ枠の拡大
宮前区では子育て世帯の増加に対応するため、新しい認可保育園の開設や既存園の定員拡大が進められています。
近年では、鷺沼エリアなどでも新しい保育所がオープンし、受け入れ可能な児童数は着実に増加。これにより、保育を必要とする多くの家庭がサービスを利用しやすくなっています。
今後も地域のニーズに合わせた施設整備が進む見込みです。市の計画を確認し、新設園の情報を早めにチェックしておくのも有効でしょう。

認可と認可外のメリット・デメリット

保育園選びでは、認可保育園と認可外保育園のそれぞれの特徴を理解し、家庭の方針に合った施設を選ぶことが大切です。ここでは、費用面以外のメリット・デメリットを比較してみましょう。
認可保育園のメリット・デメリット
認可保育園の主なメリットとデメリットは以下の通りです。
- メリット
- 保育料が所得に応じて決まり、上限があるため見通しが立てやすい
- 国や市の基準を満たしており、保育の質や施設環境が一定水準以上に保たれている
- 公的な施設であるため、運営が安定している
- デメリット
- 入園には市の選考があり、希望しても入れない場合がある
- 保育時間や延長保育のルールが比較的厳密で、柔軟な対応が難しいことがある
- 教育方針は標準的な内容であることが多い
認可保育園の保育料は所得に応じて決まるため、見通しが立てやすい点が一番のメリットです。また、保育の質や環境一定水準を保たれており、運営も安定しているので安心です。
一方で、申し込みした保育園に入れない可能性があることや、保育時間が限られている点はデメリットだと言えるでしょう。
認可外保育園のメリット・デメリット
次に、認可外保育園の主なメリットとデメリットを見ていきましょう。
- メリット
- 園と直接契約するため、空きがあれば比較的入園しやすい
- 英語教育やスポーツなど、園独自の特色ある教育プログラムを受けられる
- 早朝や夜間の延長保育など、保護者のニーズに柔軟に対応してくれる施設が多い
- デメリット
- 保育料が認可保育園に比べて高額になる傾向がある
- 施設ごとに保育の質や環境が大きく異なるため、保護者自身で見極める必要がある
- 補助金の対象外となるサービスもある
認可外保育園は直接園に申し込みをするため、空きがあればすぐに入園できるメリットがあります。また、英語や音楽、体育など独自のプログラムを取り入れている園もあり、子どもの好きなことを伸ばせるでしょう。
一方で、保育料が園ごとに異なるため、事前の確認が必要です。施設によっては補助金の対象外となるサービスもあるので、不安な点があれば入園前に確認してください。
どんな家庭に認可・認可外がおすすめ?
これまでの特徴を踏まえると、次のように選び方を整理できます。
まず、保育料をできるだけ抑えつつ、標準的な保育環境を希望する家庭には認可保育園がおすすめです。市の基準に基づいて運営されているため、費用面での見通しが立てやすいのが大きなメリットです。
一方、独自の教育方針に魅力を感じる家庭や、仕事の事情から柔軟な預かり時間を必要とする家庭には、認可外保育園が有力な選択肢となります。費用は高めになることもありますが、サービスの自由度が高い点が特徴です。
保育園費用や制度の相談先

保育園の費用や制度は複雑で、家庭の状況によって内容が異なります。インターネットの情報だけでは解決しない疑問は、専門の窓口に直接相談するのが確実です。
宮前区では、区役所や公式サイトで詳しい情報を得ることができますので、ぜひ参考にしてください。
宮前区役所「こども支援室」
保育園入園に関して最も身近な相談先は、宮前区役所内の「こども支援室」です。ここでは、申込み手続きに加え、家庭の状況に応じた保育料の案内や利用できる制度について詳しく説明を受けられます。
どの保育園に申し込むか迷っている場合も、地域の保育施設の情報を教えてもらえるため安心です。職員と直接話すことで疑問を解消しながら、スムーズに手続きを進めることができるでしょう。
川崎市の公式サイトで情報を確認
川崎市の公式サイトは、正確な情報を得るうえで非常に便利です。最新の保育料階層表や各種補助金制度の詳細条件、申請に必要な書類のダウンロードなどが可能となっています。
特に、自分の市民税額から具体的な保育料を確認したい場合は、公式サイトに掲載されている料金表を必ずチェックすることが大切です。
まずはサイトで基本情報を整理し、不明点をまとめてから区役所に相談すると、理解がよりスムーズに進むでしょう。
宮前区の保育園費用の相場に関するよくある質問

最後に、宮前区の保育園費用の相場に関するよくある質問に回答します。
- 川崎市の保育料は他の市と比べて高いですか?
- 世帯年収が上がると、保育料はどれくらい上がりますか?
- 認可保育園の保育料をシミュレーションできるツールはありますか?
- 3歳以上の無償化対象でも、給食費などは別途かかりますか?
- 第二子の育休中でも、上の子は保育園を継続して利用できますか?
川崎市の保育料は他の市と比べて高いですか?
川崎市の認可保育園の保育料が、他の自治体と比べて特別に高いことはありません。
保育料を決める所得階層の区分は自治体ごとに定められていますが、基本的には国の基準に沿って運用されているため、市によって極端な差が生じることはほとんどありません。
世帯年収が上がると、保育料はどれくらい上がりますか?
世帯年収が増えると基準となる市民税所得割額も高くなるため、保育料は段階的に上昇します。
川崎市の保育料は複数の階層に区分されており、所得割額が一定の基準を超えると次の階層の料金が適用されます。具体的な階層表は市の公式サイトで確認できます。
認可保育園の保育料をシミュレーションできるツールはありますか?
川崎市には、保育料を自動で計算できる公式のシミュレーションツールはありません。
しかし、市の公式サイトに掲載されている「保育料金額表」と、源泉徴収票などに記載されている「市民税所得割額」を照らし合わせれば、おおよその保育料を見積もることができます。
3歳以上の無償化対象でも、給食費などは別途かかりますか?
3歳児クラス以上の子どもの保育料は無償化の対象ですが、給食費や通園バス代、行事費、延長保育の利用料などは保護者の自己負担となります。
無償化が適用されても、これらの費用は引き続き必要である点に注意が必要です。
第二子の育休中でも、上の子は保育園を継続して利用できますか?
第二子の出産で育児休業を取得しても、すでに保育園に通っている上の子は原則として退園せずに利用可能です。
ただし、家庭での保育が可能と判断されると、保育の必要性が下がったとみなされ、利用時間が短縮される場合があります。
まとめ
本記事では、宮前区の保育園費用の相場を解説しました。認可保育園は世帯所得に応じて決まり、国の無償化や川崎市の多子世帯・ひとり親世帯向け支援により負担軽減が可能です。
一方で、認可外保育園は費用が高めになる場合もありますが、独自の教育方針や柔軟な保育時間が魅力と言えます。
費用だけでなく保育内容や空き状況も含めて検討することが大切です。まずはシミュレーションを参考に、必要に応じて宮前区役所に相談しましょう。

