川崎市宮前区で新生活を始める際は、ゴミ出しのルールをしっかり理解しておくことが大切です。正しい分別を心がけることで、地域の環境を守るだけでなく、ご近所との良好な関係づくりにもつながります。
一方で、以前住んでいた自治体とのルールの違いに戸惑ったり、市の案内が分かりづらいと感じたりする方も少なくありません。
そこで本記事では、宮前区のゴミ出しルールをわかりやすく解説します。
基本の分別方法に加え、判断が難しい資源ごみや粗大ごみの出し方も詳しく紹介。毎日のゴミ出しに不安を感じている方は、ぜひ参考にして快適な生活を始めましょう。
宮前区のゴミ出しの基本ルール

宮前区でゴミを出す際には、収集日や時間、場所といった基本ルールを守ることが欠かせません。これらを正しく把握することで、スムーズにゴミを処理でき、地域の環境維持にもつながります。
まずは、宮前区のゴミ出しの基本をしっかり理解しておきましょう。
宮前区のゴミ収集日を確認する方法
お住まいの地域のゴミ収集日は、川崎市「収集日一覧(高津区・宮前区)」から簡単に確認できます。区と町名、丁目を選ぶだけで、収集日の一覧が表示されるためとても便利です。
普通ごみは週2回、プラスチック製容器包装やペットボトルなどは週1回と、種類によって回収の頻度が異なります。引っ越し直後や新生活のスタート時には、まず自宅エリアの収集日をチェックすることから始めましょう。
ゴミ出しの時間と場所の基本ルール
ゴミ出しの時間は、収集日当日の朝8時までと定められています。前夜や早朝に出すと、カラスに荒らされたり、ご近所へ迷惑をかけたりする恐れがあるため注意が必要です。
ゴミを出す場所は指定されているため、引っ越しする前に必ず不動産会社から説明があります。事前に場所を確認しておくと安心です。
困ったときは市の公式サイトや分別アプリを確認する
川崎市では、ごみ分別をサポートする便利なアプリ「川崎市ごみ分別アプリ」を提供しています。収集日カレンダーの確認や、ごみの日を知らせるアラーム機能、分別方法の検索などがスマートフォンで簡単に利用できます。
「これって何ごみだろう?」と迷ったときにすぐ調べられる点も魅力です。公式サイトの情報とあわせて使えば、日々のゴミ出しがよりスムーズになるでしょう。
アプリはApp StoreまたはGoogle Playから「川崎市ごみ分別アプリ」と検索すれば、無料でダウンロードできます。川崎市のサイト※からもQRコードが読み取れますので、ぜひチェックしてみてください。
【分別一覧】宮前区ゴミ出しの品目別の分け方

ここでは、宮前区で定められている主なゴミの分別方法を、品目別にわかりやすく解説します。
毎日の生活で出るゴミを正しく分別するための参考にしてください。
普通ごみ(燃えるごみ)の出し方と対象品目
普通ごみは、週2回収集されます。出し方と対象品目の主な例は以下の通りです。
- 出し方
- ふた付きのポリ容器、または中身の見える透明・半透明の袋に入れる。
- 生ごみは、よく水切りをしてから出す。
- 木の枝などは、長さ50cm未満、太さ10cm以下にして束ねる。
- 対象品目の例
- 生ごみ、貝殻
- ゴム製品、皮革製品
- 汚れの取れないプラスチック製品
- 紙おむつ、使い捨てカイロ
- 保冷剤、乾燥剤
川崎市は指定のゴミ袋はありませんが、中身が確認できない黒い袋等は使用しないでください。詳しい出し方や対象品目は川崎市の公式サイトにある「普通ごみ」を確認しましょう。
プラスチック製容器包装の出し方と対象品目
プラスチック製容器包装は、週1回収集されます。商品を入れたり包んだりしていたもので、プラマークが目印です。
- 出し方
- 中身を使い切り、水で軽くすすいで汚れを落とす。
- 汚れが簡単に落ちないものは、普通ごみに出す。
- 透明・半透明の袋にまとめて入れる。
- 対象品目の例
- お菓子の袋、レジ袋
- 卵のパック、豆腐の容器
- シャンプーや洗剤のボトル
- 発泡スチロール、緩衝材
- ペットボトルのキャップ・ラベル
ストローやタッパー類、歯ブラシなどは、プラスチック製容器包装として出してはいけないものとなるため、注意が必要です。詳しくは、川崎市の公式サイト「プラスチック製容器包装の出し方」を確認してください。
空き缶・ペットボトルの出し方と対象品目
空き缶・ペットボトルは、あわせて週1回収集されます。資源としてリサイクルされるため、正しく出すことが大切です。
- 出し方
- 中身を空にして、水で軽くすすぐ。
- ペットボトルはキャップとラベルを外し、できるだけつぶす。
- 透明・半透明の袋に、空き缶とペットボトルを一緒に入れて出す。
- 対象品目の例
- 飲料・食品用の缶
- スプレー缶(中身を使い切る)
- 飲料・調味料用のペットボトル
スプレー缶やカセットボンベは、火の気のない屋外で中身を完全に出し切ってから、空き缶として出しましょう。穴を開ける必要はありません。
詳しくは、川崎市の公式サイト「空き缶・ペットボトル」を確認してください。
空きびんの出し方と対象品目
空きびんは、週1回収集されます。収集場所にある専用のコンテナへ直接入れます。
- 出し方
- 中身を空にして、水で軽くすすぐ。
- 金属製やプラスチック製のキャップは必ず外す。
- 袋には入れず、収集場所の「空きびん入れ」と書かれたコンテナに直接入れる。
- 対象品目の例
- 飲料のびん
- 食品・調味料のびん
- 飲み薬以外の薬のびん
ただし、割れたびんや陶器、コップ、哺乳瓶、化粧品のびんは、空きびんとして出してはいけないガラス類となります。これらは、厚紙に包み「ワレモノキケン」などと書いて普通ごみで捨てましょう。
詳しくは、川崎市の公式サイト「空きびん」を確認してください。
プラスチック・資源ごみの分け方と注意点

ゴミの分別のなかでも、特に判断に迷いやすいプラスチックや資源ごみの分け方を詳しく解説します。このポイントを押さえることで、分別への迷いが少なくなります。
「プラスチック製容器包装」と「普通ごみ」になるプラスチックの見分け方
| 分別の種類 | 見分け方のポイント | 具体的な品目の例 |
|---|---|---|
| プラスチック製容器包装 | 商品の容器や包装で「プラマーク」が付いているもの | ペットボトルのラベル お菓子の袋 卵のパック 発泡スチロール |
| 普通ごみ | 製品そのものがプラスチックでできているもの | CD・DVDケース おもちゃ バケツ 歯ブラシ 文房具 |
プラスチック製品の分別は、基本的に「プラマーク」の有無で判断します。容器や包装としての役割を終えたものが「プラスチック製容器包装」です。
また、プラマークが付いていても、マヨネーズの容器のように汚れが簡単に落ちないものは、普通ごみとして出すルールです。詳しくは川崎市の公式サイト「プラスチック製容器包装とは」を確認しましょう。
新聞・雑誌・段ボールのまとめ方と出し方
新聞、雑誌、段ボールは、市の通常のゴミ収集ではなく「資源集団回収」で回収されます。これは町内会や自治会などが中心となって行うリサイクル活動です。
ゴミを出す際には、種類ごとにまとめてひもで十字に縛ります。段ボールに貼られたテープや送り状は、できるだけ取り除きましょう。
回収日や場所は地域によって異なるため、掲示板や回覧板などで確認しておくことが大切です。詳しくは川崎市の公式サイト「資源物(段ボールなどの古紙類、布類等)の回収【資源集団回収】」を確認しましょう。
古着・布類の出し方
古着やタオルなどの布類も、新聞紙などと同様に「資源集団回収」の対象となります。川崎市の通常収集では回収されないため、注意が必要です。
出す前に洗濯をして十分に乾かしておきましょう。乾いたら、中身の見える透明または半透明の袋に入れ、指定された日時に回収場所へ出します。
破れや汚れがあるもの、下着類は対象外のため、普通ごみとして処分します。詳しくは川崎市の公式サイト「布類(古着等)回収の再開について」を確認しましょう。
小物金属・危険物・ワレモノの捨て方

ここでは、日常的にはあまり出ないものの、いざ処分するときに迷いやすいゴミの捨て方を解説します。安全に処理するための大切なポイントを押さえておきましょう。
正しい捨て方を知っておくことで、収集作業員の安全にもつながります。
小物金属の出し方と収集日
なべ、やかん、フライパンなどの金属製品で、一番長い辺が30cm未満のものは「小物金属」に分類されます。収集は月2回行われ、普通ごみとは収集日が異なります。
出すときは袋などに入れず、そのままの状態で収集場所へ出しましょう。傘は布やビニール部分を外し、骨組みだけを小物金属として出します。
なお、30cm以上のものは粗大ごみとなるため注意が必要です。川崎市の公式サイト「小物金属(30cm未満の金属製品・かさ・針金ハンガー)」に詳しく説明されているので、確認してみてください。
スプレー缶・乾電池の捨て方と注意点
スプレー缶やカセットボンベは、必ず中身を使い切ってから捨てましょう。火の気のない、風通しの良い屋外でガスを抜き、穴は開けずに「空き缶・ペットボトル」の日に出します。
乾電池やボタン電池は、発火防止のため電極部分をセロハンテープなどで覆い、しっかり絶縁してください。その後、市内の公共施設などに設置された回収ボックスへ入れましょう。
川崎市の公式サイト「ボタン型電池、充電式電池等を回収している店舗リスト」を確認すれば、乾電池・ボタン電池を回収してくれるお店の一覧が確認できます。
割れたガラスや陶器類の出し方
割れたコップや皿、陶器類は「普通ごみ」として処分できます。ただし、収集作業員がケガをしないよう、安全に配慮することが大切です。
割れた部分は新聞紙や厚紙で丁寧に包み、袋の外側に「ワレモノ」や「キケン」と明記して出しましょう。
粗大ごみの申し込み手順

一番長い辺が30cm以上の金属製品や、50cm以上の家具などが粗大ごみ※の対象です。粗大ごみは事前の申し込みが必要です。
ここでは、川崎市宮前区の粗大ごみの申し込み手順を4ステップで解説します。
参照元
1.粗大ごみの対象品か確認する
まず、処分したいものが粗大ごみに該当するかどうかを確認しましょう。目安として、一番長い辺が金属製品は30cm以上、それ以外の家具などは50cm以上の場合に粗大ごみとなります。
ただし、テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機などの家電リサイクル法対象品は、粗大ごみとして出せません。これらはメーカーや販売店へ回収方法を問い合わせてください。
2.電話かインターネットで申し込む
粗大ごみを出す際は、電話またはインターネットで「粗大ごみ受付センター」に申し込みます。電話での申し込みの流れは、以下の手順で進めましょう。
- 連絡先の準備
一般電話:0570-044-530
携帯電話・IP電話:044-930-5300 - 申し込み
捨てたいものの品目、大きさ、数量を伝える - 内容の確認
オペレーターから収集日、手数料、受付番号、出す場所が案内されるのでメモをする
インターネットの場合は「川崎市粗大ごみインターネット受付」から申し込みをしましょう。初めて受付をする方は、新規申込みからメールアドレスを入力して送信します。
送られてくるメールに従い、申し込み手続きを行ってください。
3.処理手数料券を購入して貼り付ける
申し込みの際に案内された金額分の「川崎市粗大ごみ処理券」を購入しましょう。処理券は、市内のコンビニエンスストアや郵便局、農協などで購入できます。
購入後は、処理券に受付番号または氏名を記入し、粗大ごみの見やすい位置に一枚ずつしっかり貼り付けてください。
なお、インターネット受付をした場合は、事前にクレジットカードかPayPayで費用を支払うことが可能※です。
4.収集日当日に指定場所へ出す
収集当日は朝8時までに、申し込み時に指定された場所へ粗大ごみを出してください。収集時の立ち会いは必要ありません。
なお、粗大ごみ処理券は、申し込み時に発行される受付番号と回収日が結びついた「1回限り有効」の券です。一度ごみに貼り付けると再利用や再発行はできません。
もし収集日当日に出し忘れると、その券は無効になり、改めて申し込みと処理券の購入が必要になります。そのため、出し忘れには十分気を付けてください。
宮前区のゴミ出しに関するよくある質問

最後に、川崎市宮前区のゴミ出しに関するよくある質問を紹介します。
- 収集日が祝日と重なった場合はどうなりますか?
- 川崎市公式のゴミ分別アプリは便利ですか?
- 引っ越しで出た大量のゴミはどう処分すればいいですか?
- 家電リサイクル法対象の家電(テレビ・冷蔵庫など)の捨て方は?
- 事業活動で出たゴミも同じルールで捨てられますか?
収集日が祝日と重なった場合はどうなりますか?
祝日でも、原則として通常通りゴミの収集が行われます。ただし、年末年始の期間は収集がお休みになるため、事前に確認しておくと安心です。
川崎市公式のゴミ分別アプリは便利ですか?
川崎市が提供する「川崎市ごみ分別アプリ」は非常に便利です。アプリの主な機能は次のとおりです。
- ごみの分別検索
- 豆知識
- カレンダー機能
- アラート機能
- 3Rクイズ
川崎市の公式サイト「ごみ分別アプリを配信しています!」で詳しく説明されているので、ぜひチェックしてみてください。
引っ越しで出た大量のゴミはどう処分すればいいですか?
引っ越しなどで一時的に大量のごみが出る場合は、通常のごみ収集では対応できません。粗大ごみとして申し込むか、市の処理施設へ自分で搬入する方法があります。
また、民間の廃棄物収集運搬業者へ依頼することも可能です。状況に合わせて、適切な方法を選びましょう。
家電リサイクル法対象の家電(テレビ・冷蔵庫など)の捨て方は?
テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は、家電リサイクル法の対象となるため、市では収集していません。
処分する際は、製品を購入した販売店や新しい製品を購入する販売店などへ引き取りを依頼してください。
事業活動で出たゴミも同じルールで捨てられますか?
店舗や事務所、工場などの事業活動で発生したごみは、家庭ごみの集積所に出すことはできません。
法律に基づき、事業者自身の責任で処理するか、許可を持つ廃棄物処理業者と契約して適切に処理する必要があります。
まとめ
この記事では、川崎市宮前区のごみ出しルールについて解説しました。ゴミは分別の種類が多く、最初は戸惑うかもしれませんが、基本を理解すれば決して難しくありません。
特に、プラスチック製品の扱いや、新聞・段ボールなどの資源集団回収は、多くの人が迷いやすいポイントです。この記事で紹介した分別方法や注意点を参考に、自宅のごみ出しルールを改めて確認しましょう。

